2010年03月05日

旧廿日正月




今日はなおぴんと一緒に辻の「旧廿日正月(きゅうはちかそーがち)」(旧暦1月20日)の神事と奉納演舞を見学してきました。かつて「那覇大綱挽き」「那覇ハーリー」と共に那覇の3大祭りと言われ、昔は「じゅり馬行列」を観ようと物凄い人集りができたそうです。今は規模は小さくなったけど、毎年続けていきたいと役員の方が話していました。


写真は辻開祖の神に舞踊の奉納をしている様子。まず御嶽を数カ所廻り、神事を行い廿日正月のご報告。その後、辻開祖の神が祀られている御嶽前で神事の後に演舞を披露。東京から駆けつけた皆さんが春駒を披露しました。

その後、辻新思会の事務所で奉納演舞。美味しいお食事も頂いてお腹も心も満腹☆

今日はめちゃめちゃ日差しが強くて一瞬日射病にかかりかけたけど、ドリンクがぶ飲みして復活したよ。真夏だった。
(*^_^*)


ユイユイのかけ声が可愛らしかったなぁ。私もジュリ馬の唄練習してみよう。演舞を披露してくれたのは料亭那覇の皆さん。本当に素晴らしかったです。


辻の歴史は歴史として、賛否両論ありますが、私は辻で生きた女性達を否定するようなことはしたくないです。むしろ、義理、人情、報恩をもって強く慎ましく生きた辻の女性達を誇りに思います。
今日はいろんな話も聞けたしよかった。


「旧廿日正月奉納演舞」のDVDを購入したのでこれから観ます。

勉強するぜよ。

あとからね〜。
(^-^)/~~




☆Hiraraレギュラー番組☆
ラジオ沖縄 AM864
民謡の花束・毎週土曜日1時30分から4時まで生放送です!

hana@rokinawa.co.jp
リクエスト・メッセージお待ちしております☆
  
同じカテゴリー(沖縄の歴史・文化・芸能)の記事
てるりん祭
てるりん祭(2014-04-18 13:16)

宮古民謡
宮古民謡(2014-04-14 00:06)

三線繋がり
三線繋がり(2014-03-05 23:56)

お笑い劇場
お笑い劇場(2014-02-22 21:38)

旧廿日正月☆
旧廿日正月☆(2013-03-01 21:21)


Posted by Hirara(ひらら) at 23:13│Comments(2)沖縄の歴史・文化・芸能
この記事へのコメント
 地域の民俗に根ざした奉り(祭り)の存続は私の島でも厳しくなっている現状です。じゅり馬を支える方々に感謝しなければいけないと思いました。
 遊郭は都市機能を考えると欠かせないものです。とくに,辻は沖縄の芸能において必要欠くべかざる場所だと思います。
舞踊や唄が生まれ各島々へ伝播したのでしょう。詳しいことはわかりませんが・・・・。戦後すぐ,私の島では生活が立ち行かないので那覇の辻で働いて茅葺の家からトタン屋根の家を娘さんの仕送りで建てたという話しがあります。懸命に生きた女性達の働き場で,Hiraraさんの言うとおり,義理,人情,報恩が花開いた場所だったと思います。
 さて,購読しているJTAの機内誌「Coralway清明号」が届きました。なかに,“宮古島スローフード研究会”の特集がありました。もしかしたらHiraraさんのご存知の方もいらっしゃるかも知れません。地産地消がいわれていますネ。今日も南の島は暑かったきに。まっこてビールを飲まんといかんぜよ!。
Posted by ハイビスカスの乙女 at 2010年03月06日 18:42
☆ハイビスカスの乙女さん
300年以上続いた辻の歴史。ハイビスカスさんが言うようにこの場所で沢山の芸や食の文化が生まれて、沖縄の経済を支えるまでの存在になっていたんですもんね。辻に身売りされるという過酷な運命ではあったけど、皆が本当の家族のように大切な存在だったそうですし、義理、人情、報恩に花開かせ、誇りを持って働いていたと思います。同じ女性として、尊敬します。
Posted by Hirara at 2010年03月08日 21:58
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。