HIRARAのアララガマで行こう！！

先日、てだこホールで行われた「Islands power〜黒潮が繋ぐ島々の古謡〜」に行ってきました。


当日券を購入しようとしたら満杯で入場も微妙と言われて、とりあえずチケット待ちの列に並びました。
隣に並んでいた奄美大島出身のおじいちゃんとおしゃべりしているうちになんとか順番が回ってきて、おじいちゃんと一緒に喜んで固い握手を交わしたり入場前からウキウキ。全席自由席で、私は前から4列目の中央に座れました。

ラッキー。



そしていよいよスタート！
オープニングはSAKISHIMA meetingの新良幸人さん、下地勇さんが「夏至南風」を歌い、続いて「いっちゃりょん会」による奄美大島の八月踊り、沖縄・宮古・八重山の古謡が次々披露されました。宮古民謡の「東里真中」が八重山に伝わり「あがろーざ」として受け継がれ、また沖縄本島の「赤田首里殿内」が八重山に伝わり「弥勒（みるく）節」として歌い継がれていることを初めて知りました。


第2部は、SAKISHIMA meetingがそれぞれの故郷の古謡を習いに島へ帰って習得した曲を会場で披露しました。下地勇さんは久松の「野崎トーガニ」。この古謡は指導した与那覇金吉さんしか歌うことが出来なかったそうですが、勇さんが指導を受けたことで二人になりました。勇にぃにぃ大役だね。さすが久松王子と呼ばれるだけあります。

新良幸人さんは白保の古謡「東の渡」。この古謡は「巻踊り」「東の渡」「いんけら」3曲1セットの豊年祭の歌。勇にぃにぃは囃子を担当。幸人にぃにぃも「白保の歌を宮古の人が歌うのは前代未聞じゃないかぁ。」と言っていました。
(^o^)

SAKISHIMA meetingの古謡ワークショップ&ライブの模様は5月上旬にNHK総合（沖縄県域）で放送予定だそうです。


さて続いて、サーモン&ガーリック with アニョさんのライブ。漫才師かと思うくらい歌よりトークが長かったし(^^)ダイズ面白かった〜。
サモガリさんが話す奄美言葉はほぼ理解出来ました。同じ琉球弧ですもんね。宮古フツより奄美言葉の方が沖縄口に近いかな。

とは言えど奄美民謡は沖縄民謡とはまた違うし、裏声をふんだんに使う歌い方は聴いていて心地よいです。

在沖砂川クイチャー保存会の「うるかのクイチャー」、宮良郷友会の「クイチャーぶどぅる」「宮良の六調」いっちゃりょん会の「奄美の六調」と続いて最後はみんなでカチャーシー。
圧巻！！

ぱっと見は沖縄と同じようで、奄美のカチャーシーは和もプラスされた感じですね。手の甲に付けている花も可愛かった。
沖縄に住んでいても奄美の芸能に直接触れる機会が少ないので本当に新鮮だったし、興味が湧きました。奄美の歴史についても勉強したい。


黒潮が繋ぐ島々の古謡。
未来へと繋いでいきたいですね。




長くなりましたが読んでくれてありがとう！
(^O^)v


続く。